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テスラが未来の仮想電力網構築を進めるテキサス
2021年、テスラは本社をカリフォルニア州のパロアルトからテキサス州のオースティンに移転することを発表しました。CEOのイーロン・マスクはその理由としてシリコンバレー周辺の住宅価格の高騰とそれに伴う従業員の通勤負担を挙げましたが、おそらく理由は... -
貿易巧者メキシコの改革が進むEV街道
2023年3月、テスラがメキシコ北東部ヌエボ・レオン州の州都モンテレイ(Monterrey)近郊に、同社にとって世界で7番目(アメリカ国外では上海、ベルリンに続き3番目)となる工場の建設を発表しました。州政府関係者によると同プロジェクトの投資額は総額50~... -
EVと半導体を軸にアメリカが仕掛ける経済戦争
4月18日、アメリカの国税庁にあたるInternal Revenue Serviceは2023年以降の連邦EV税額控除の対象車種を発表しました。これは、対象となるEVを新車で購入した人に最大7,500ドル(約100万円)の税金控除を与えるという環境対応車の普及促進政策ですが、驚き... -
EVは果たして未来のモビリティの鍵となるのか?
英語でも読めます:English ver. is available below 電気自動車(EV)は、将来のモビリティの礎として、また多くの地域で運輸部門の脱炭素化のための主要な焦点として広く認識されています。電気自動車は、従来のエンジン車(ICE)に比べて、エネルギー変... -
ケニアの電動モビリティブームはサステイナブルに実現可能なのか
英語でも読めます:English ver. is available below ケニアでは、最近、電動モビリティ市場が急成長しています。公共交通機関が整備されていないため、旅客輸送の大部分は「ボダボダ」と呼ばれるモトタクシーでまかなわれています。 現在、ケニアだけでも... -
アウトドア派の冒険心に火を点ける、EV界期待の新星リビアン
EVスタートアップのRivian(リビアン)が先月10日に上場し、時価総額が一時1530億ドル(約17兆4000億円)を突破し話題になりました。これは2012年に上場したFacebook以来の超大型IPOですが、驚くべきなのは同社がまだ収益を上げていないにも関わらず、自... -
Tesla、Hertz、Uberの超巨大EVディールに見る、若い世代の価値観が企業戦略に与える影響力
先週10月25日にレンタカーシェア大手のHertzが、Teslaから合計10万台の電気自動車を2022年末までに購入するというニュースが報じられました。Hertzの今年3月時点での米国における保有車両台数は29万台ですから、今回の調達により同社の保有車両の1/4程度... -
e-モビリティ連載第4回:V2G (Vehicle to Grid)
eMobilityに関する全4回の連載の最終回となる今回は、V2Gについて深く掘り下げ、既存のビジネスユースケースを紹介します。 このインサイトについて、さらに詳しく動画で解説しています(8:13) https://youtu.be/e4OFTtxsgd4 音声:英語 / 日本語字幕... -
(英)e-モビリティ連載第3回:スマート充電
7月20日から連載でお送りしている、e-モビリティ特集。第3回目はスマート充電市場を深く掘り下げ、この分野のキープレイヤーや最近の動向を紹介します。 このインサイトについて、さらに詳しく動画で解説しています(10:00)音声:英語 / 日本語字幕付き h... -
(英)e-モビリティ連載第2回:プライベート充電
7月20日の記事から4回にわたってお送りしているe Mobility特集。第2回目はプライベート充電市場を深く掘り下げ、この分野のキープレイヤーや最近の動向を紹介します。 このインサイトについて、さらに詳しく動画で解説しています(8:40) https://youtu.be... -
(英)e-モビリティ連載第1回:主要なビジネスモデルと機会
今記事から4回にわたってお送りするe Mobility特集。第1回目は、公共の充電インフラに関わる主要プレーヤーと、この分野に関する最近の動向を紹介。 ・公衆充電スポット:必要なインフラ整備・公衆充電 :主要ビジネスモデル このインサイトについて、さら... -
世界的な課題となりつつあるリチウムイオン電池のリサイクルが、アフリカにもたらす可能性
EV用バッテリーの廃棄やリサイクルは、世界のOEMメーカーにとって大きな問題になりつつあります。アフリカではすでに、20年前から家庭用太陽光発電システムで電池を利用しており、大量の電池が取り換え時期を迎えています。Goglaのレポートによると、ケニ...
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