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EVと半導体を軸にアメリカが仕掛ける経済戦争
4月18日、アメリカの国税庁にあたるInternal Revenue Serviceは2023年以降の連邦EV税額控除の対象車種を発表しました。これは、対象となるEVを新車で購入した人に最大7,500ドル(約100万円)の税金控除を与えるという環境対応車の普及促進政策ですが、驚き... -
急拡大するウェルネスツーリズムは日本再発見の絶好機
コロナ禍を経て心身の健康にこれまで以上に気を配るようになった人々によってウェルネス分野に注目が集まっています。ウェルネスエコノミーと呼ばれる世界のウェルネス関連事業は2020年に一時的に減少したものの、それでも年間4.4兆ドル(約600兆円)にの... -
ヨガでも瞑想でもない、呼吸に特化した新たなウェルネス:Breathwrk
100万回ダウンロードを記録、TikTokフォロワーも350万人を突破した新しいウェルネスアプリ:Breathwrk(ブレスワークと発音)をご存知でしょうか。アプリ名にもなっているブレスワークとは、意識的に呼吸をコントロールすることでメンタルや身体にセラピー... -
食とファッションの融合から生まれた新感覚フードフェス
英語でも読めます:English ver. is available below 先日、ロサンゼルスのウエストハリウッドでFamily Style Food Festivalが開催されました。このフェスティバルは2019年に始まってから、ファッション、フード、音楽、そしてNFTやWeb3といった新しいコン... -
ポストコロナの都市開発が本格的に動き出したシカゴ市
アメリカでは昨年夏の経済再開から1年以上が経ち、日々の生活面ではコロナ以前と変わらぬ不自由ない環境がすっかり戻っていますが、コロナで定着したニューノーマルがそのまま定着していることも数多く存在します。そして、それらが引き金となり、アメリカ... -
クワイエット・クイッティングはZ世代からの警鐘
ここ2週間ほどアメリカのメディア各社がこぞって取り上げる「クワイエット・クイッティング(Quiet Quitting)」、日本のメディアでも取り上げられ始めています。直訳すると「静かな退職」を意味しますが、実際は「必要最低限の仕事はこなすが、心理的に... -
ニューヨーク発!世界で一番おもしろい、ライフスタイル発見ストア
Showfieldsは2019年にニューヨークにオープンし、新進気鋭のブランドを視覚的にも楽しいインスタレーションと共に展示することでローカルショッパーから人気のセレクトショップになりました。トレンド発信地としても知られるShowfieldsが、今年の春に行わ... -
マルガリータの流行に見る、若い世代のトレンドの生まれ方
マルガリータは、テキーラ、ライム・ジュース、オレンジ・リキュールからなるシンプルなカクテルで、1930年代〜40年代にかけて誕生しました。起源については様々な説がありますが、一般的にはメキシコ北西部が発祥の地とされています。クラシックなマルガ... -
AR、VRに続くリアリティの世界~パラレル・リアリティ(並行現実)とは?
ARやVRという言葉を耳にされたことがある方は多いと思います。 AR=Augmented Realityは「拡張現実」と訳され、現実世界に対して人工的に視覚、聴覚、触覚、嗅覚などを通じた新しい情報が追加された環境を指します。典型例としては、GoogleのGoogle Glass... -
Amazon初のアパレル実店舗、Amazon Styleが提供するパーソナライズショッピング体験
オンラインショッピングの代名詞である、Amazon。同社はこれまで、Amazon Booksを皮切りにAmazon GoやAmazon Freshなど様々な形態の実店舗展開にも勤しんできました。今年に入ってAmazon初となるアパレルストア:Amazon Styleを、カリフォルニア州グレンデ... -
人材不足と人件費高騰がテクノロジー採用の追い風に
アメリカは経済再開以降、かつてないほどの人材不足と人件費高騰の渦の中にいます。 求人件数は昨年後半に1,000万件を突破し、ここ数ヶ月は1,100万件を超えています。コロナ前のピーク時の約700万件と比較すると1.6倍にまでふくらんでいます。 2020年以降... -
AAPIコミュニティの急成長が導く、北米事業拡大の絶好機会
北米では、5月はAAPI (Asian American and Pacific Islander) Heritage Monthとして、アメリカ合衆国におけるアジア系アメリカ人及び太平洋諸島系アメリカ人の北米への貢献と影響を認める月として設定されています。 5月がAAPIヘリテージ月間として選ばれ...