2022年– date –
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日本酒業界を変革し得る酒蔵が、イギリス・ケンブリッジの田舎町に
日本酒は、コロナ禍でも輸出額を延ばしている、成長産業の一つです。輸出だけでなく、2016年にはイギリスでKANPAI London Craft Sake Beweryが、2018年1月にはアメリカでBrooklyn Kuraが開業するなど、海外で酒造りに取り組む人もどんどん増えています。 ... -
深刻なプラスチック問題に挑む、米国美容業界のパッケージ変遷
昨今サステイナビリティやSDGsという言葉が浸透し、企業・個人共に環境保護への関心がこれまでに無いほど高まってきています。特にプラスチックの海洋汚染やゴミ問題は深刻で、このままでは海へのプラスチック流出量が2050年までに魚類の全生物量とされる8... -
日本型「おもてなし没入体験」で経験経済の成功を勝ち取る!
エクスペリエンス・エコノミー(経験経済)という言葉が初めて紹介されたのは、1998年7月。ハーバード・ビジネス・レビューの論文で、著者のB. Joseph Pine II氏とJames H. Gilmore氏は、経験経済は農耕経済、産業経済、サービス経済に続く、経済の最新モ... -
イーサリアム創業者が提唱する新NFT、ソウルバウンドトークンが個人情報管理革命を起こす
あらゆるものがインターネットにつながるデジタル化の時代において、個人情報は極めて価値が高く、ビジネスに不可欠なデータです。よく知られているように、Googleはユーザーの検索履歴を収集・分析し、広告主に提供することにより圧倒的な地位を築きまし... -
プレミアムオーディオ市場を席巻したDevialetの二重マーケティング戦略
Game Changerでは、のべ1万社以上のスタートアップを分析してきたEISが厳選した、各業界の最先端事例はもちろん、他業界にも応用可能なビジネスアイデアや成功要因を解説しています。 Devialet(デビアレ)は、2007年創業の高級オーディオと最先端技術を追... -
ググらないZ世代の検索方法と企業のSNS戦略
「Z世代はググらない」が日米ともに昨今ニュースサイトで話題になっています。実際にGoogleの調べによると、Z 世代の 40% 近くが ランチの場所を探すときはGoogle よりも InstagramやTikTokで検索するようです。Instagramもこの波に乗るかのように、地図検... -
マルガリータの流行に見る、若い世代のトレンドの生まれ方
マルガリータは、テキーラ、ライム・ジュース、オレンジ・リキュールからなるシンプルなカクテルで、1930年代〜40年代にかけて誕生しました。起源については様々な説がありますが、一般的にはメキシコ北西部が発祥の地とされています。クラシックなマルガ... -
パリの古着市場、独自のサステイナブルな生態系
近頃、90年代ファッションやY2Kトレンドのリバイバルによって、古着の人気が若者の中で高まっています。YouTubeやTik Tok上で、古着屋をインフルエンサーが訪れる様子を目にすることも多いのではないでしょうか。実際に、世界の古着市場は2021年から2027年... -
Gucciに見る、企業のWeb3.0の戦い方
このところ毎週のように、企業によるメタバースやNFTへの参入ニュースがインターネットを賑わせています。インフレに伴う企業利益の圧迫や仮想通貨市場急落など、参入の見合わせやスローダウンを考える企業が増えてもおかしくない状況ですが、むしろ企業に... -
AR、VRに続くリアリティの世界~パラレル・リアリティ(並行現実)とは?
ARやVRという言葉を耳にされたことがある方は多いと思います。 AR=Augmented Realityは「拡張現実」と訳され、現実世界に対して人工的に視覚、聴覚、触覚、嗅覚などを通じた新しい情報が追加された環境を指します。典型例としては、GoogleのGoogle Glass... -
SPAC大混乱時代における現状と今後の見通し
100号前のEIS Insight#23「2020年のSPAC IPO件数が従来のIPO件数を上回る」(2021年2月25日付)で、私たちは「SPACによる強引なM&A」について警鐘を鳴らしましたが、それが現実になっています。 2019年から今日におけるデータをみると、2020年に加熱し... -
大麻ビジネスがヨーロッパで加速している訳
いよいよ、ドイツで今年中にも娯楽用大麻の合法化がされるか?と話題になっているのをご存知でしょうか。このような規制緩和や法改正を追い風に、ヨーロッパではグリーンラッシュが起きています。 そんな中、6月下旬にロンドンで開催された大麻の国際会議...