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クラシック音楽を聴きに、世界の文化人・富裕層が東京・日本に集う日を目指して

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弊社パリ拠点では、7月4日(火)在仏日本大使公邸にて、7月5日(水)ユネスコ大使公邸にて、Classical Music Collection JAPAN(CMCJ)のレセプションパーティーを開催致しました。音楽・観光関係者、メディア、富裕層向け観光エージェント、音楽家の支援者等、合計130名もの方々にお越し頂き、両レセプションとも大盛況に終えることが出来ました。

本記事では、CMCJの概要、当日のレセプションの様子、そして今後の展望についてご紹介致します。

EIS撮影:イベントの様子
目次

世界の文化人・富裕層を東京・日本に誘う新たなプロジェクト『Classical Music Collection JAPAN』

Classical Music Collection JAPAN(CMCJ)は、日本の素晴らしいベニューや情緒溢れる雰囲気の中で、世界で活躍するクラシック音楽家によるパブリック向けやプライベートのコンサートを各シーズンに開催することで、 世界中の音楽ファンや文化愛好家を日本に惹きつけるプロジェクトです。

あまり知られていませんが、東京は9つものプロの交響楽団、世界でも最高品質の音響ホール施設、素晴らしい演奏家たちと成熟した聴衆を有する、世界有数のクラシック音楽都市です。音楽家の間ではその評判は知られており、世界中のクラシック音楽家が東京そして日本での公演を望んでくれているそうです。

それに加えて、日本は豊かな自然と文化に恵まれ、各地に寺社や庭園などユニークな会場も多く、日本ならではの素晴らしいクラシック演奏会を企画・演出できる大きな可能性を持っています。

EIS撮影

知日派や日本愛好家ならずとも、世界中の文化的な教養人たちが、こうした素晴らしい経験を求めて日本にリピートするきっかけを創ること、これがCMCJの目指す姿です。

そのプロローグとして、昨年11月にエッフェル塔でコンサートを企画・運営した際の記事もございますので、是非併せてご覧ください。

記念すべき第一回は、ミシェル・ダルベルト氏と鈴木隆太郎氏の師弟共演

第一回は10月下旬、ミシェル・ダルベルト氏と鈴木隆太郎氏による、浜離宮朝日ホールでのパブリックコンサート(10月26日)と、鎌倉覚園寺でのプライベート演奏会(10月24日)を中心とした、音楽家と巡るエクスクルーシブなプライベートツアーです。

鈴木氏は鎌倉で生まれ育ち、栄光学園高等学校を卒業後パリ国立高等音楽院に進み、ダルベルト氏に師事。修士課程を首席で卒業した後、数々のコンクールで優秀な成績を収めるなど目覚ましい活躍をされています。ダルベルト氏は、1991〜2009年にクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールの審査委員⻑、現在は理事を務め、1996年にはフランス政府から国家功労勲章を授与されるなど、言わずと知れたピアニスト界の巨匠です。

師弟関係である二人の初の演奏会は今回が初めてという記念すべき本公演には、日本が世界に誇る音響技術を駆使した音楽ホールとして、1992年に設立された浜離宮朝日ホールを選びました。1996年の米国音響協会の調査にて、世界22カ国のホールのうちニューヨークのカーネギーホールと同じくExcellentという評価がついた、選ばれし6つのホールのうちの1つです。当ホールでは、ダルベルト氏国内初となる2台ピアノ公演を予定しています。

そして、自然とのつながりや静寂など、日本的な感性で伝えることのできるベニューには、鈴木氏の生まれ故郷である鎌倉のお寺、覚園寺にお願いさせてい頂くことになりました。覚園寺は1218年、北条義時公の薬師如来信仰により建てられた大倉薬師堂を前身とし、国指定史跡及び国指定重要文化財に登録されている古刹で、今回はその本堂である薬師堂内でプライベート演奏会を執り行わせて頂きます。

住職からは、以前お寺の敷地内にある建物内やお庭で演奏会を開いたことはあるものの、本堂である薬師堂での演奏会は前代未聞だが、是非チャレンジして欲しいとご支援頂きました。

演奏会後には、ゲストには同じくお寺の中にある内海家にて、音楽家と食事を堪能していただきます。今回料理をお願いしたのは、鎌倉で人気のイタリアンレストラン『オルトレヴィーノ』の古澤シェフ。鎌倉の食材や日本最高品質の里山の食材を楽しんでいただく、鎌倉トップシェフによるファインダイニングを用意します。

鎌倉の自然やお寺の風情を感じながら、音楽家と共にお食事を楽しんでいただくそのひとときは、きっと日本でしか味わえない特別なひとときになると思います。

このプライベートツアーには、すでに音楽家の支援者やファンの方々から多数問い合わせを頂き、このようなユニークなコンセプトの演奏会の旅は今まで参加したことがないのでとても楽しみにしている、と好評を頂いております。

そして第二回は、2024年1月末から2月頭にかけて、土田理恵子氏とクリスティーナ・マクスウェル氏の演奏会を予定しています。土田氏はジュリアード音楽院を卒業してからパリ・ニューヨークを拠点に活躍し、SNSのフォロワーは約1.5万人という世界中に多くのファンを持つピアニストです。マクスウェル氏はニューヨーク在住でブロードウェイなどで活躍し、日本の産業界エグゼクティブ層とも交流が深く、歌手や女優、MCなど幅広く活躍しています。

第二回の音楽家と旅するエクスクルーシブなプライベートツアーは、詳細が決まり次第ご案内致します。

海外の音楽家が毎年日本各地で演奏会を繰り広げる「グローバルイベント」を目指して

着想を得たのは、日本では通称パリコレと呼ばれているParis Fashion Week。プレタポルテは3月に秋冬、10月に春夏コレクションが、オートクチュールは1月に春夏、7月に秋冬コレクションが、メンズは2月と7月に開催されています。ファッション・ショーだけでなく、展示会やアフターパーティー、企業イベントなども、パリ市内のあらゆる会場で開催されており、それぞれが連動しながら一大ビジネスイベントを形成しています。

パリコレでは多くのファッションデザイナーが最新作品を発表し、世界各国のメディア関係者やファッション業界関係者だけでなく、著名人やVIP顧客が招待されるため、世界の富裕層やセレブ達が毎年パリを訪れるきっかけとなっています。

Image credit: Paris Fashion Week (FHCM)

パリはもちろんその街並みの美しさや美酒美食を求めて世界中から多くの観光客を惹きつける観光都市ではありますが、富裕層はなぜ何度も足を運んでいるのか?それは、ただ街並みが美しいとか食事が美味しいからではない、と私たちは考えております。

パリコレを初め、ローランギャロス、カンヌ国際映画祭などのグローバルイベントがあるから、それらを求めて世界中から毎年多くの富裕層がパリ・フランスに集っているのだと思っています。

同様に日本にも多くの富裕層を惹きつけるためにはどうしたら良いかを考えた時に、富裕層が好みそうな高級ホテルや高級旅館を用意すること、コンテンツを磨き上げることだけでは、おそらく不十分ではないでしょうか。日本に関心のある富裕層は惹きつけられても、そうではない大多数の富裕層を惹きつけるには、フランスに倣った別のアプローチが必要だと思うのです。

それが、私たちの目指す『Classical Music Collection JAPAN』の将来の姿です。

東京/日本に世界で活躍するクラシック音楽家が参集し、パブリック向けコンサートとともに、富裕層や企業向けのプライベート演奏会を繰り広げることで、パリコレのように海外富裕層や愛好家が毎年日本に足を運ぶきっかけを作り上げるのです。

EIS撮影

さらには、各関係者にとっての価値を創造できる一大ビジネスイベントへと発展させることも目標にしています。西欧社会では伝統的にクラシック演奏会は社交・おもてなしに活用されてきたことに倣って、富裕層の顧客を持つ企業やラグジュアリーブランドが、プレミアム感のあるプライベート演奏会を会員/顧客/事業パートナー向けに開く仕組みづくりにも取り組みます。

そうすることで、日本のブランド力向上に繋げ、音楽のみに限らない東京・日本全体のブランディングを推進していきたいと考えています。

是非ご関心のある方は、弊社CMCJプロジェクトチーム(cmcj@eisnetwork.co)までご連絡ください。

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