世界経済フォーラムのサイトでは、世の中の様々なニュースを見える化するVisual Capitalistの記事「半世紀にわたるゲーム業界の発展の歴史」を紹介しています。
目次
ゲーム業界の歴史
ゲームセンターのアーケードゲームから家庭用コンソール機の台頭、更には、家庭用PCからスマホの普及に向けたオンラインゲームの大流行まで、ゲーム業界は大きな変動と拡大を続けてきました
2020年現在で、ゲーム業界の総収入は、165 Billion 米ドル(約17兆円、ハードウェアは除く)にのぼり、27億人ものゲーマー人口を抱えていると推計されています。
同記事では、大きく時代のうねりをチャプターに分けると、以下の3章に分けられると説明しています。
- ビデオゲームによる幕開け(1970~83):
〜アタリから始まるアーケードの普及。パックマンやドンキーコングのビデオゲームは、ゲームセンターのみならず、あらゆる場所に設置されて大流行した - コンソール技術大競争時代(1985~2000):
〜ファミコンに代表される家庭用コンソールの技術発展、ゲームタイトルの多様化、カートリッジからCD-ROM化を果たしたソニー・プレイステーションまで - オンライン化ビッグバン(2001~現在):
〜インターネット、モバイルの普及によりゲームのオンライン化からMMO(Massive Multiplayer Online)とサブスクリプションモデルによる業界拡大まで
EISの考察
- ゲーム業界の移り変わり・栄枯盛衰は、ゲームのみでなく音楽やエンタメなどメディア業界で起きた激動の歴史を如実に示している
- 時代時代の先進技術、コミュニケーション・インフラ、コンテンツ、ビジネスモデルのそれぞれが要素し合い、10年単位でマーケットの拡がりとメジャープレイヤーがガラリと変わっている
- 100年に一度の大変革と言われる自動車業界や、世界各国・地域でスマートシティ化が謳われている都市・住居インフラの動きを理解・予測する上でも様々な示唆を与えてくれる