モデルのGisele BündchenやChristy Turlington、TVホストOprah Winfrey、歌手のBeyonceなども実践する、ブレスワークというウェルネスアクティビティが西海岸を中心にアメリカで流行しています。
様々な利点が注目されている、ブレスワークとは？
ブレスワークとは呼吸を意識的にコントロールすることで健康を増進させる、実は古くから実践されている呼吸法です。テクニックや実践法は多岐に渡り、身体的、精神的、感情的にあらゆるメリットがあると言われています。
ブレスワークの主な利点
- ストレスの連鎖を断ち切り、ストレスや不安を軽減できる
- 呼吸を通じて意識が研ぎ澄まされ、散漫な感情が鎮まり集中力が高まる
- 呼吸を深くし、血行を良くすることで毒素を排出できる
- 呼吸を緩やかにし脳に安全信号を送ることで、自律神経を整える
- 緊張をほぐし、持久力を高め、正確性を高めるなどスポーツパフォーマンスの向上
前述したセレブ達は主にメンタル面の効果を求めて日々の生活にブレスワークを取り入れており、またStephen CurryなどのNBA選手や著名アスリート陣も、タイムアウト時やプレイ中に心拍数を下げてパフォーマンスを向上させるためにこのブレスワークを活用しています。
ウェルネスの震源地ロサンゼルスを拠点に立ち上がった、呼吸コミュニティBREATHE
我々が拠点を置くロサンゼルスでも、以前紹介したBreathewrkというスタジオがオープンしたり、週末にはビーチなどでもブレスワークを教えるクラスが定期開催されていたり、「ブレスワーク」というウェルネスコンセプトが一般の人にも徐々に浸透しつつあります。
そこで、我々EISでも新たなプロジェクトとして、今月から呼吸コミュニティ「BREATHE」を立ち上げることになりました。「呼吸に興味はあるけど、何から始めていいか分からない」といった初心者から、既にブレスワークを実践し周知の活動を始めている専門家まで、「呼吸」という関心を通じて人々が繋がり生活の質（QOL）を向上できるようなコミュニティを目指しています。まだ始動したばかりですが、メンバー同士が心身共に改善ができる呼吸に関する知識・考え方・実践法をシェアしたり、オンラインとオフラインのイベントやクラスなどを通じてこれから日米でブレスワークを実践する利点を広めていきたいと思っています。
記念すべきオフラインイベント第1弾は、バスケットボール×呼吸トレーニング
去る4月22日、ベニスビーチにてBREATHEコミュニティのローンチイベントが開催されました。元アメフト選手でブレスワークコーチであるClinton Greenaway氏を講師にお招きし、呼吸法をどのようにスポーツに取り入れられるかを、参加者にデモンストレーションした上でローカルのバスケットボールチームと対戦をしました。
参加者からは、「バスケットボールをしている間やタイムアウト中に呼吸を今まで意識したことはなかったが、今回習った簡単な呼吸法で心拍数を簡単に下げることができ長くプレイできた」や「シュートを打つ時に呼吸法を取り入れて集中力が高まったことで、普段よりもポイントを入れられた」といった、ブレスワークをスポーツに取り入れた際の即効性ある嬉しい反応を見聞きすることができました。
呼吸を変えれば走りが変わる！国立競技場スタジアムツアー特別企画、ラン×呼吸トレーニング
日本でもゴールデンウィークの最終日である5月7日(日)に、東京オリンピックが開催された国立競技場にてイベントを開催予定です。今回のイベントでは、ランニングの際に重要になってくる「呼吸と姿勢」がテーマです。参加者には日米でも呼吸トレーナーとして活躍している専門家：大貫崇氏による呼吸トレーニングを受けて頂き、オリンピックの舞台でジョギングをし、前後での違いを体感していただける内容になっています。また、ランニング後にはメンタル面はもちろん、鼻詰まり、肩こりや腰痛の痛み、睡眠といった生活の不調にも効く呼吸法も、プロフェッショナルヨガ講師：沖知子氏によって伝授して頂きます。
イベント詳細
- 日時：5月7日(日)10:00〜13:00
- 会場：国立競技場（東京都新宿区霞ヶ丘町10-1）
- 参加費：一般1,800円、高校生以下1,000円、未就学児は無料
- チケット購入：https://thebreathe-community-20230507.peatix.com/
呼吸法を変えてランニングのパフォーマンスを向上させたい方はもちろん、ゴールデンウィーク最終日に憧れの国立競技場で走ってみたい！という方もぜひお気軽にご参加ください。また、今回のイベントには参加できないけれど、当コミュニティに興味があるという方は、こちらのWaitlistから参加予約もしてみてくださいね。皆様のご参加を、心よりお待ちしております！
