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Clubhouseから生まれる事業機会

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2020年3月に創業して4月からサービスを開始した音声アプリ「Clubhouse」は世界中で爆発的な人気を博しています。2021年2月5日時点でのユーザー数は600万人以上で時価総額は10億ドルを超えています。

目次

Clubhouseの特徴

EISメンバーの多くもClubhouseのユーザーで、本記事ではいくつかのクラブ(対象テーマに基づきユーザーが選択して参加するデジタルの場)への参加経験に基づく気付きをご紹介します。

参加体験に基づく印象的な特徴は以下の通りです。

  1. 新たなネットワーキングのための強力な場である
    〜国土が広い北米で効率的に営業活動をするには、多くの顧客やパートナー候補が集う産業別の大型展示会は有効な場。コロナ禍でほとんどの展示会やイベントが中止される中、Clubhouseで開催されるクラブがネットワーク機会として活用されている。Clubhouseでは、全てのユーザーがツイッターやインスタグラムの連絡先を自己プロフィールに載せることにより、クラブでの意見交換を通じて目的や課題を共有するユーザー同士が連絡を取り合い、ビジネスに結びつけている。
  2. SXSW (South by Southwest)で得られる多くの価値をデジタル環境で得られる
    〜北米におけるビジネス系イベントの多くが産業別かつ展示会または見本市形式である中、SXSWはカンファレンス・セッション、展示会、フェスティバルの3つのプログラムから構成され、最新情報のインプットから体験、ネットワーキングと様々な機会を得られる。ClubhouseはSXSWが提供する最大の価値である「最新の思想・情報のインプットとネットワーキング」をデジタル環境で得られる場となっている。
  3. 人気を得たら数ヶ月で数千人がインタラクティブに同じ場に集う、爆発的なエネルギーを秘めている
    〜Clubhouseでは、大志を抱いた無名の人が数ヶ月前にクラブを開設し、最初は10人以下の参加人数で始まったものが数ヶ月後には1000人以上に増えるケースが起きている。参加者はモデレーターからランダムに選ばれることにより発言し、その発言に共感を得た人はその発言者をフォローすることになる。この場を物理的な環境で企画することは多大な労力を要するが、Clubhouseでは毎日の様に行われている。ましてや、日本で1000人以上を収容するセミナー会場は数ヵ所あるかないか。

‍EISの考察

  • Clubhouseの人気は単独でも進むが、既存の展示会やイベントとタイアップすることにより、その提供価値は増大する
  • その中で、音声でストーリーを伝えることに長けた新たなインフルエンサーが生まれる
  • ポッドキャスト市場の急速拡大を追い風に、Clubhouseの様な音声コンテンツから生まれる事業機会は広がっていく

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