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ANDROSの驚くべき経営手法

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フランスのANDROSという会社をご存じですか?日本では、高級なスーパーやデパートで売られているジャムやお菓子のブランド「Bonne Maman」が知られているかも知れません。

フランスでは、主力のジャムの他にも、ジュース、コンポート、マドレーヌなど、フルーツ加工食品業界ではぶっちぎりのシェアを誇る、隠れた超優良企業なのです。創業以来、家族経営を貫き、その実態は世の中に全く明かされていませんが、私たちが、経営チームの一人から、こっそりと伺った話のごく一部を披露します。

曰く、同社は世界最先端のフルーツ商社であると。要はこういうことです。

  • フルーツの長期保存用の巨大な冷凍倉庫を、地代の安い山奥に大量に所有
  • さらに、商売は、ジャムやコンポートのような長期保存の効く商品に特化
  • 各年、豊作の最も安く仕入れられる商材を大量購買して保存する
  • こうすることで30種類以上のフルーツの取り扱いをサステイナブルに実現  
  • さらに、市場で各フルーツの価値の変動に応じて、プレミアム価格で販売
    (このため、Bonne Mamanの商品はジャムの種類ごとに細かく値段が違う)

世界的な人口増大、地球環境や生態系への意識の高まりの中で、食品産業における技術革新や新規商品の開発等が進んでいくことでしょう。そうした中で、ANDROSの経営手法から学べるヒントも大きいのではないでしょうか?

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